OCC(Occupancy Rate / 客室稼働率)とは

OCCは、ホテルが販売可能な客室のうち実際に販売した割合を示す指標です。需要量と運営効率を反映し、ADRとセットでRevPARを構成する基本指標です。

結論 OCCは「持っている客室のうちどれだけ売れたか」を示します。OCCを上げるためにADRを下げすぎたり、清掃・人件費・OTA手数料が増えたりすると、利益が残らない高稼働になります。必ずADR・GOPマージンと併せて見ます。

定義

OCC(Occupancy Rate / 客室稼働率)は、一定期間にホテルが販売可能だった客室数のうち、実際に販売した客室数の割合を示します。USALI準拠の基本指標で、ADRとセットでRevPARを構成します。

計算式

OCC = 販売客室数 ÷ 販売可能客室数 × 100(%)

例: 月間販売可能客室数 3,000室、月間販売客室数 2,400室の場合、OCC = 2,400 ÷ 3,000 = 80%。

「販売可能客室数」は、改装中・故障で販売できない部屋を除外する点に注意します。

業界実勢のOCC(2025年・観光庁実績)

観光庁の宿泊旅行統計調査(2025年)では、施設タイプ別の客室稼働率は以下のレンジで観測されました(出典: 観光庁 宿泊旅行統計)。

高OCCでも利益が残らない構造

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よくある質問

OCCとは何ですか?

OCC(Occupancy Rate / 客室稼働率)はホテルが販売可能な客室のうち実際に販売した割合で、販売客室数÷販売可能客室数で算出します。需要量と運営効率の指標です。

高OCCでも利益が残らない理由は?

OCCを上げるためにADRを下げすぎる、清掃・人件費・OTA手数料が増える、客層の質が下がる、長期滞在比率の偏り、などの理由でRevPAR・GOPが伸びないケースがあります。OCC単独ではなくADRとセットで見る必要があります。

OCCの目安は?

観光庁宿泊統計の客室稼働率では、ビジネスホテルで75%超、シティホテルで70%超のレンジが2025年実績で観測されました。アパートメントホテル等の長期滞在型は85%超を狙う物件もあります。立地・施設タイプ・季節性で大きく変動します。

最終更新日: 2026年5月8日