結論 FF&Eリザーブを怠ると、5〜7年後のFF&E更新で資金不足に陥ります。ブランド基準維持と顧客満足のためには、毎年の積立を継続することが、長期収益の前提条件です。NOI算出時にも必ず差し引きます。
定義
FF&Eリザーブ(Furniture, Fixtures & Equipment Reserve / 家具什器設備積立金)は、ホテルの家具・什器・設備の更新・修繕に充てるための積立金です。USALI準拠の収益構造では、NOI算出時に売上の4〜5%を積立として差し引きます。
FF&Eに含まれるもの
- 客室の家具(ベッド・ソファ・デスク)
- 客室の什器(照明・ファブリック・備品)
- 客室・共用部の設備(空調・浴室機器・テレビ)
- 共用部の家具(ロビー・レストラン・宴会場)
更新サイクル
- 軽微な更新:3〜5年(ファブリック、リネン、小物)
- 客室FF&Eの本格更新:5〜7年(家具・設備)
- 全面リノベーション:10〜15年(共用部含む)
関連用語
- HMA / NOI
- ベースマネジメントフィー / インセンティブフィー
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よくある質問
FF&Eリザーブとは?
FF&Eリザーブ(Furniture, Fixtures & Equipment Reserve)はホテルの家具・什器・設備の将来更新原資として、売上の4〜5%を積み立てる仕組みです。HMA契約で所有者の積立義務として明記されるのが一般的です。
FF&Eリザーブを積み立てないと何が起きますか?
5〜7年ごとのFF&E更新サイクルで資金不足となり、ブランド基準を維持できなくなります。劣化したFF&Eは顧客満足を下げ、ADR・OCCの低下を招くため、長期収益への悪影響が大きいです。
最終更新日: 2026年5月8日