結論 EBITDAは「資本構成・設備投資の差を除いた事業の稼ぎ力」を測る指標です。ホテルではGOPの近接概念で、マネジメントフィー等を差し引いた値となります。M&Aでは「EBITDA × Multiplier」で企業価値を試算するのが標準です。
定義
EBITDA = 営業利益 + 減価償却費 + のれん償却費。利息・税の影響を除外した事業の本質的な利益創出力を示します。ホテル業では、GOPからマネジメントフィー(ベース・インセンティブ)を引いた値に近い概念です。
計算式
EBITDA = 営業利益 + 減価償却費 + のれん償却費
または
EBITDA = 純利益 + 支払利息 + 法人税 + 減価償却費 + のれん償却費
ホテル業界でのEBITDAの位置
USALI準拠の収益構造では、概ね以下の関係になります。
- 合計部門利益 − 間接費 = GOP(営業総利益)
- GOP − マネジメントフィー − 固定費 = EBITDA
- EBITDA − FF&Eリザーブ = NOI(純営業収益)
M&AバリュエーションでのEBITDAマルチプル
M&Aや株式譲渡では、企業価値(EV)= EBITDA × Multiplier の形で試算するのが一般的です。ホテルM&Aでは10〜18倍が目安レンジで、立地・ブランド・成長性・運営契約により変動します。外資系ブランド・都心好立地は高め、地方・成熟物件は低めの傾向です。
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よくある質問
EBITDAとは何ですか?
EBITDAは利息・税・減価償却・のれん償却前の営業利益で、設備投資や資本構成の影響を除いた事業の本質的な収益力を測る指標です。M&Aバリュエーションでは「EBITDA×Multiplier」で企業価値を試算します。
EBITDAとGOP・NOIの違いは?
GOPは部門利益から間接費を引いた営業総利益、EBITDAはGOPから固定費を引いた値、NOIはEBITDAからさらにFF&Eリザーブを引いた値。NOI
EBITDAマルチプルの目安は?
ホテルM&Aでは10〜18倍が一つの目安レンジ。立地・ブランド・成長性で変動し、外資系ブランド・都心好立地は高め、地方・成熟物件は低めの傾向です。
最終更新日: 2026年5月8日